あざと過ぎやり過ぎ「おっさんずラブ」ファンがソッポか?
テレビ朝日系「おっさんずラブ―in the sky―」の評判がよろしくない。とくに前作からのファンの不満が大きい。
昨春放送された前作は初回平均視聴率こそ2.9%と低いものの、番組サイトのアクセス数は飛躍的に伸び、見逃し配信も好調で話題が話題を呼び、最終回は5.7%にまで上がった。
「東京ドラマアウォード2018」連続ドラマ部門グランプリを受賞するなど昨年を代表するドラマとして一大センセーションを巻き起こし、映画化に続き、ファンにとっては待ちに待ったシーズン2だったはずだが。
「前作はおっさん同士の純愛をテーマにしながらも、男女を超えた普遍的な恋愛の切なさを正面から描きました。それを田中圭、吉田鋼太郎、林遣都といった芸達者な俳優陣が真面目に演じていて視聴者は胸キュンしたわけです。ところが、航空業界を舞台にした今作は最初から『こういうのが好きなんでしょ』と田中と千葉雄大のキス、田中に一目惚れする吉田などあざとい場面の連続でコメディー要素も強め。田中演じる『はるたん』がなぜもてるのか、感情の動きを描いていないのでさっぱりわからない」(ドラマウオッチャー)