コロナでどうなる芸人の浮沈…ひな壇危機でワイプが勝負に

公開日: 更新日:

 テレビ朝日系の報道番組「報道ステーション」のメインキャスター富川悠太アナ(43)が新型コロナウイルスに感染していたと12日に発表され、テレビ各局はますます危機感を募らせている。感染拡大防止に必死だ。

「緊急事態宣言の発出前から、報道や情報番組などの出演者もソーシャルディスタンス(社会的距離)を取って離れて座るなど、工夫を凝らしています。ゲストコメンテーターも別室や自宅などから中継で出演するパターンが増えていますね」(在京キー局関係者)

 連続ドラマも収録を休止して放送延期などの対策を講じているが、もちろんバラエティー番組だって例外じゃない。

「ソーシャルディスタンスを取るために、その場を盛り上げるための、いわゆるガヤ芸人、ひな壇芸人などの人数を減らすなどしている。不謹慎かもしれませんが、制作費もカットできるし、何となく騒ぐだけ、大して面白いことも言えない“不要不急”のお笑い芸人はリストラの危機といえるでしょうね」(番組制作会社スタッフ)

 芸能ライターのエリザベス松本氏も「図らずも芸人さんの選別が進むかもしれませんね」と、こう続ける。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」