(1)消費カロリー、心拍数、血中酸素飽和度…健康管理機能の充実ぶりが凄い
いまや「なんでもできる」と言いたくなるくらい、スマートウオッチ(以下ウオッチ)の進化が止まりません。スマホに届いたメールやメッセージの通知、電子マネー決済、音楽再生、ニュースや気象情報の表示、予定表、目的地へのナビなど、いまでは当たり前の機能になりつつあります。
なかでも「健康管理機能」が充実しています。歩数、消費カロリー、運動記録などは以前からありました。少し新しい機種なら、心拍数、血中酸素飽和度(SpO2)、睡眠の質と長さ、ストレスレベル、体温などが測れます。睡眠時無呼吸状態を記録してくれるものもあります。さらに、血圧まで測定できる機種も登場してきました。
また簡単な心電図を測定し、不整脈や心房細動の検出が行える機種もありますし、転倒や衝突を検知できるものもあります。スマホと連動して、もしものときに、家族や医者に緊急通報できるようになっています。
どのウオッチがいいか、これから買おうという人は大いに迷うところ。家電量販店に行くと、100種類を超える機種が並んでいますし、ネットを見れば、収拾がつかないほどの情報が出てきます。