水溜りボンドが地上波冠番組 YouTuber芸人の気になる実力

公開日: 更新日:

 今を時めくフワちゃん(26)もしかり、今後はYouTuber芸人がテレビを席巻していきそうな勢いなのだが、芸能ライターのエリザベス松本氏は「それはないでしょう」とこう続ける。

「地道なライブ活動から叩き上げてきたお笑い芸人からすれば、ぽっと出に映るYouTuber芸人の存在は面白くないはず。今後は出演を巡ってテレビ業界で“内紛”が起きるかもしれませんが、そもそも舞台で何度もスベって、先輩に叱られ、観客の反応をうかがいながら笑いを取ってきた芸人は、鍛えられ方が違う。テレビで求められる瞬発力などの地力は、圧倒的に上ですよ」

 もちろん、YouTuberにも登録者数、再生回数という“反応”はあるが、「無料のYouTubeと、有料の舞台では、観客の見る目のシビアさが違います」(エリザベス松本氏)。

 これまた大人気YouTuberのラファエルもかつて、テレビのバラエティー番組で、たとえ売れていないお笑い芸人でも「面白いって尊敬するレベル」「勝てる芸人はいない」などと本音を漏らしていた。

 ちなみに「日経エンタテインメント!」9月号の「好きな芸人 嫌いな芸人」調査で、フワちゃんは「この1年で消えると思う芸人」の3位にランクイン。水溜りボンドは果たして……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ