「捜査一課長」人気の秘密 “お約束”連発とSNS祭りの中毒性

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 内藤剛志(65)主演のテレビ朝日ドラマ「警視庁・捜査一課長2020」が3日、最終回を迎える。2012年から単発や連ドラで継続的に放送され、今回はシリーズ初の2クールの放送だったが、初回から視聴率2桁をキープする好調ぶりだ。

「人気の秘密は“中毒性”です」と言うのはコラムニストの茂木奈都氏。ミステリーだけあってその仕掛けはあちこちにちりばめられている。

「ドラマは毎回、内藤が演じる大岩捜査一課長が事件発生の連絡を受けるところから始まります。大岩は必ず『なにっ! ○○のご遺体が?』と被害者の特徴を声に出して言うんですが、その特徴が衝撃。前回の第15話は『100人の恋人がいるご遺体』でした。他にも『ギョーザの皮を握りしめた遺体』『近づくとくしゃみが出るご遺体』など思わず二度聞きしたくなる被害者ばかりです」

■「ご遺体の特徴がパワーワード過ぎる」

 SNS上では「ご遺体の特徴がパワーワード過ぎて見てしまった」という声も。不謹慎だが、次はどんな突拍子もないご遺体が発見されるのか期待してしまうという。

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