著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

タレントの退所が続くオスカーの今…人材は山のようにいる

公開日: 更新日:

武井咲も3年ぶりに帰ってくる!

 オスカーの話に戻すと米倉涼子、岡田結実、ヨンア、長谷川潤、忽那汐里と辞めていったタレントが話題になるが、じゃあだれが残っている? 調べたらさすが、一時は「オスカー帝国」と称された大手だけに、タレントは山のようにいる(現時点で)。

 今期一番の話題作「半沢直樹」(TBS系)で妻を演じる上戸彩、「アンサング・シンデレラ」(フジテレビ系)の真矢ミキ、「イッテQ!」(日本テレビ系)のお嬢ことバラエティーに引っ張りだこのバイリンガル河北麻友子。さらに森泉や藤田ニコル。北島さぶちゃんの娘・水町レイコ、元東京都知事・猪瀬直樹の妻・蜷川有紀、「ウルトラセブン」のモロボシ・ダン役の森次晃嗣、「がばいばあちゃん」の島田洋七、男優では村上弘明。オスカーの女神、後藤久美子も娘・エレナと親子で所属している。

 イチ押しは「妖怪シェアハウス」で頑張っている小芝風花。朝ドラ「あさが来た」で波瑠演じるヒロインの娘役で頭角を現し、「トクサツガガガ」(NHK)では見事なコメディエンヌぶり、「美食探偵 明智五郎」(日テレ系)では中村倫也相手に堂々のヒロインを演じた。「妖怪」では男にダマされて貯金も住むところもなくなり、行き倒れたところを助けてくれた妖怪とシェアハウスで共同生活する。大倉孝二のぬらりひょん、松本まりかのお岩さん、毎熊克哉の酒呑童子、池谷のぶえの座敷童子と芸達者な妖怪たちの中にいて成長していく役柄をのびのび演じている。

 産休中だった武井咲も「黒革の手帖」で3年ぶりに帰ってくる。武井ファンを公言していたハズキルーペの社長さんもさぞやお喜びだろう。

 ところで最近見ない菊川怜は? 「東大王」など東大ばやりなのに。お世話になった事務所に恩返しをするなら今だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」