吉高由里子こそ「危険なビーナス」演技次第で評価真っ二つ
「吉高さんは、どんな役柄でもこなせる演技力がありますが、ちょっと不思議な女優さんで、トーンを抑えた演技の方が断然、視聴者のウケがいいんです」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏。
「吉高さん」とは、11日にスタートしたTBS系日曜劇場「危険なビーナス」(夜9時)で、主人公の獣医・手島伯朗(妻夫木聡)の「弟の妻」を名乗る“謎のヒロイン”矢神楓を演じる吉高由里子(32)のことだ。
ドラマの初回の世帯平均視聴率は14・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進。
「最終回が30%台の『半沢直樹』の“次”ということでも注目されましたが、14%台なら合格点以上。スタッフは胸をなで下ろしています。妻夫木さんの16年ぶりの日曜劇場主演、原作があの東野圭吾氏の同名小説と話題性は十分。当然といえば当然の結果でしょうね」(テレビ誌ライター)
ネット上には〈お化けドラマのあとではプレッシャーも並大抵ではないと思う〉なんてエールを送る声も多数あるが、中には〈なぜ吉高?〉などとキャスティングに対する不満の声も。