ジャニーズ「一斉薬物検査」を決行した滝沢副社長の危機感
大晦日のNHK紅白歌合戦に史上最多タイの7グループが参加し、同日深夜の「カウントダウンイベント」をフジテレビ系で生中継するなど、年末年始の書き入れ時に突入するジャニーズ事務所。同事務所が、異例の「年末一斉薬物取り締まり」を決行したようだ。
「女性自身」が伝えたもので、記事によれば、ジャニーズ事務所は11月末から、約400人の所属タレント全員について薬物検査を実施しているという。検査は簡易検査ではなく、立会人監視の下で行う厳正な方法。検査は、King&PrinceやSnow Man、SixTONESら、若手グループから始まり、すでにほとんどのデビュー組は検査を終えているという。ワイドショー芸能デスクはこう話す。
「芸能事務所が所属タレントに、薬物や反社への対応などのコンプライアンス研修を受けさせたり、薬物検査をさせる例はあります。事件が起こる前に、悪い芽は摘んでおこうという強い意志を感じます」
背景には、とどまることがない芸能界の薬物汚染がある。昨年11月に女優の沢尻エリカ(34)、今年2月にミュージシャンの槇原敬之(51)、同9月には俳優の伊勢谷友介(44)が薬物で逮捕・起訴され、それぞれ億単位の賠償金が発生したとされている。