吉岡里帆“貪欲さ”でアンチを味方に 沢尻エリカ代役が転機
「女が嫌う女」の各種調査で上位の常連である吉岡里帆(28)に微妙な変化が見え始めた。吉岡は週刊女性の恒例企画「女が嫌いな女ランキング2020冬」(20年1月5・12日)でもしっかり11位にランクイン。同誌19年5月のアンケートの28位から大幅に順位を上げた。吉岡は同性から「あざとい」「ぶりっこ」などと言われて敵視されてきたが、女性のアンチが多かった田中みな実(34)が「女が憧れる女」に変貌を遂げたように、ある時点で大きく局面が変わることがある。筆者の取材によると、吉岡も田中と同じようなパターンになる可能性が十分にある。
例えば、吉岡がMCを務めた昨年12月30日放送の「第62回 輝く!日本レコード大賞」(TBS系)。人気が低迷しつつある音楽番組だが、吉岡が「NiziU」のパフォーマンスに合わせて「Make you happy」を口ずさみながら“縄跳びダンス”を披露してみせたところ、視聴率が2%以上アップした。もちろん、吉岡だけの手柄ではないが、数字に大きく貢献したのは間違いない。
また、昨年11月に発売した2年ぶり2冊目の写真集「里帆採取 by Asami Kiyokawa」(集英社)は、発売週の「オリコン週刊BOOKランキング」の写真集部門で堂々の1位に輝いた。1冊目の写真集「so long」(集英社)に比べて「里帆採取」の売り上げは2倍近い4万部を記録。大幅な伸びは、わずかだが女性ファンも取り込んだことをうかがわせる。