不祥事連発ジャニーズJr. “22歳活動終了制度”導入の波紋
■Jr.でくすぶっている者の青田買いも
「『相棒』の反町隆史のように、Jr.を辞めてからジャニーズ以外で売れる例もあるにはあるんです。反町の場合、女帝との異名もつくメリー(喜多川)さんすら存在を知らず、テレビで反町を見て『この子いいじゃない』と言い、Jr.にいたと知って驚いたというエピソードもあります」と担当記者は続ける。
ということは、他の芸能プロが年齢制限でジャニーズを出されたJr.の中から反町に続くような原石を探したり、くすぶっている者を青田買いする可能性もある。
「事務所としては、ジャニーさんが健在の頃は家族主義でJr.の面倒を最後まで見てきましたが、ジャニーさんが亡くなったことで増え過ぎたJr.を選別して少数精鋭にするつもりでしょう。去る者は追わずで、公取委の一件もあり、ジャニーズ退所組が一定期間、芸能界から干されるという慣例はもう過去になりつつあります。ジャニーズは共演NGというくらいで、退所組の活動を邪魔するということはない。昨年も大手芸能プロからの独立が相次ぎましたが、ジャニーズの定年制導入によって、元ジャニーズのユーチューバー転身がひとつのパターンになるとか、新しい展開が出てきそうです」(芸能プロ関係者)
デビューの見込みもないまま“飼い殺し”になるよりも、年齢ですっきり切られたほうが本人のためなのは確かだろう。