不祥事連発ジャニーズJr. “22歳活動終了制度”導入の波紋

公開日: 更新日:

 ジャニーズ事務所はデビュー予備軍として、東西合わせ約200人いる「ジャニーズJr.」への年齢制限を満22歳とすると発表。波紋が広がっている。Jr.は故ジャニー喜多川前社長が発案し、滝沢秀明副社長(38)が統括してきたが、高齢化にくわえて未成年との飲酒に淫行疑惑、さらに違法賭博に強盗事件と、昨年も不祥事が相次いだこともあり、「アイドル・タレントとしてデビューを目指すことが大前提であるという基本に改めて立ち返る」と説明している。ジャニーズ取材の長いベテラン担当記者はこう言う。

「結果的にタレントとして芽が出なくても、たとえばマネジャーとか振付師であるとか、何かで食べていけるポジションを見つけようとしてきたのがジャニーズです。それでも、どうにもならない者もいて、面倒見切れないというのが実際のところでしょうし、年齢で上限をつくるというのはデビューを目指すJr.にしても有意義だと思います」

 かつては、同期から新グループとしてデビューする者があると、もう自分たちには目はないと判断し、静かに事務所を去っていくという流れがあったという。ところが、最近は大所帯になり、東西に分かれ、さらにユニットができたり解散したりの連続で、判断のタイミングも取りづらくなっていたようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ