オリラジ中田が移住で目指すもの…二番煎じ感が否めぬ動画

公開日: 更新日:

■「芸人としても実業家としても中途半端」

 松本が脳科学者の茂木健一郎氏と「笑い」を巡る議論で衝突した際、中田は茂木氏を支持し、松本を“大御所”として暗に批判。吉本から松本に謝罪するように要求されるも拒否し、そのことがきっかけでテレビ出演が激減。芸人としては廃業同然となり、ユーチューブに活路を見いだしたが、中田が狙いを定めたのはお笑いではなく“教育系チャンネル”だった。

「中田のユーチューブの収益は年間2億円と報じられていますから、成功したのは間違いありません。ただ、池上彰氏の二番煎じ感は否めませんし、歴史や宗教をテーマにした際、その内容に間違いがあったりして炎上したことも一度や二度ではありません。動画を削除すれば沈静化すると思っているのか、動画の作りも粗っぽくなってきています」(芸能リポーター)

 海外移住にしても、「2ちゃんねる」開設者でフランスに移住した実業家のひろゆき氏の二番煎じ感がある。比較されることの多いキングコングの西野亮廣(40)のように「人を楽しませたい」という姿勢も中田からは感じられない。芸人を“廃業”してしまったことで土台がグラついているのかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  2. 2
    小池都知事が“アキバ降臨”も演説ドッチラケ…若者文化アピールに「うそつき!」とヤジ飛ぶ

    小池都知事が“アキバ降臨”も演説ドッチラケ…若者文化アピールに「うそつき!」とヤジ飛ぶ

  3. 3
    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

  4. 4
    芸能事務所の社長には「三浦友和のNGみたいな子はいらないのよ」と言われた

    芸能事務所の社長には「三浦友和のNGみたいな子はいらないのよ」と言われた会員限定記事

  5. 5
    巨人・坂本勇人「一塁手で一軍復帰」に現実味…本人、チームともメリット盛りだくさん

    巨人・坂本勇人「一塁手で一軍復帰」に現実味…本人、チームともメリット盛りだくさん

  1. 6
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  2. 7
    女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」

    女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」

  3. 8
    “もうひとつの首都決戦”都議補選「自民」は負け越し必至…「都ファ」は4候補が全員討ち死に危機

    “もうひとつの首都決戦”都議補選「自民」は負け越し必至…「都ファ」は4候補が全員討ち死に危機

  4. 9
    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

  5. 10
    ヒデとロザンナ(6)8歳年上の東洋人にロザンナは「やばい、運命の人だわ」と直感し…

    ヒデとロザンナ(6)8歳年上の東洋人にロザンナは「やばい、運命の人だわ」と直感し…会員限定記事