駒田徳広さんの今 都内にバー出店「コロナで経営厳しい」
駒田徳広さん(58歳/元巨人、横浜)
かつて、満塁時の打率が5割を超えたシーズンもあるほどの勝負強さから「満塁男」と呼ばれたスラッガーがいた。本日登場の駒田徳広さん(58)だ。1980年のドラフト2位で巨人に入団、移籍した横浜でも日本一に貢献した。2001年の引退後は評論家、コーチ、独立リーグ・高知の監督も経験。さて、今どうしているのか?
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「今日は取材だよね。奥の席にどうぞ」
都内品川区。東急目黒線・西小山駅から歩いて4、5分のバー「駒田家 Koma’s House(コマズハウス)」へ行くと、眼鏡をかけた駒田さんに迎えられた。
「オープンしたのが去年の9月1日でね。19年10月に高知ファイティングドッグスの監督を辞めてこっちに戻ってきてから、また始めようかな、って思ってたんだ。で、去年の夏に新型コロナが収まりかけたから開店を決めたってわけ」
駒田さんが「また」というのは、同店で3回目の出店になるからだ。
「最初が03年。41歳の時に野球解説業と並行して横浜・関内で2年くらいやってました。2代目は高知の監督をしてた18年3月から19年10月に退任するまで高知市内で。店名は、ずっと『Koma’s House』だね」