著者のコラム一覧

本多正識漫才作家

１９５８年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本ＮＳＣの名物講師で、１万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」（ヨシモトブックス）、「笑おうね生きようねいじめられ体験乗り越えて」（小学館）などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」（ダイヤモンド社）が発売中。

お笑い界偉人・奇人・変人伝

和牛は番組の前説でチャンスを…緻密なネタ作りの実力派

公開日：2021/02/04 06:00　更新日：2021/02/10 13:42

和牛（Ｃ）日刊ゲンダイ

　昨年、和牛は出場資格がありながら「Ｍ―１」に出場しませんでした。もともと長い漫才が得意な２人にはものすごい負担、しんどさがあったようです。「いままで４分（Ｍ―１仕様）にするネタ作りでそぎ落としていった言葉も残して劇場用の長尺（１０～１５分）のネタを作ります。４分では無駄だけど漫才には“必要な無駄”もあるんですよね。またネタを見てください」としみじみ話していました。

　これからもより極上の「和牛」が楽しめると思います。

1
2
3

【連載】お笑い界偉人・奇人・変人伝

前の記事辻本茂雄は歩けないほどの腰痛でも90分間舞台に立ち続けた 2021/01/28 06:00
次の記事プラス・マイナスは「劇場王」勝たずして名を知らしめた 2021/02/11 06:00

この連載の一覧を見る

■関連記事

■関連キーワード

和牛