NHK視聴率快挙は“Wリョウ”次第?朝ドラの成田、大河の吉沢
一方の吉沢は「仮面ライダー」を経験、成田以上にさまざまな役柄をこなしてきた。転機となったのは19年前期の朝ドラだ。広瀬すずがヒロインの「なつぞら」では広瀬の幼馴染みの「天陽君」を演じて視聴者に大きくアピールした。この評判が「青天を衝け」につながった。「青天を衝け」ではふんどし一丁で大らかな渋沢栄一の青年期を演じているが、成田よりも演技の幅が広そう。渋沢は24年から1万円札になるが、若い世代から「吉沢をお札に」という声もあるそうだ。
ともに27歳。「青天を衝け」の視聴率が落ちなければ、ダブル・リョウでワンツーもある。果たして実現するか。
(峯田淳/日刊ゲンダイ)