支えは家族「大事にしてるというより僕が依存している」
演芸情報誌、東京かわら版の2月号。宮治はインタビューの中で、「披露目が終わったらしたいこと」として、「家族旅行、出来れば海外」と答えていた。さらに趣味は、「家族と旅行したり、ご飯を食べに行く事と……飲酒」と答えている。酒はかなり好きなようだ。
「はい。ですから、披露興行の打ち上げを40日間毎日やるつもりで、お金をためていたんです。それが、大人数での飲食が禁止になって打ち上げが出来ない。昨夜は大初日でしたから、本来なら仲間たちと飲み明かすはずでした。なのに早く帰宅して、コンビニで買ったサラダをつまみに缶ビールですよ(笑い)。寂しいったらなかった」
さて、昇進後の宮治はどんな落語家になっていくのか。最後に聞いてみた。
「10年後、もっと良い落語家になるために、いろんな噺を高座にかけて、それを聴いたお客さま全員に満足してもらう。たとえ自分の得意でない系統の噺でも、やってみると、『これも出来るじゃないか』ってことがあるでしょう。それで引き出しが増えていくと思う。チャレンジすることは絶対やめたくないです」