ゆりやんレトリィバァの成長 素人時代から「この子は違う」
7日、「R-1グランプリ2021」で優勝し号泣した、ゆりやんレトリィバァ。キレキレのダンスを踊り、ピアノを弾きドラムも叩く。2017年「女芸人№1決定戦 THE W」の優勝を皮切りにバラエティー番組、ドラマにCMとデビュー当時から注目され続けている逸材です。
19年には単身アメリカに渡り、全米オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演。大きく肌を露出した星条旗デザインの水着を着て、ダンスパフォーマンスを披露。芸名の由来を聞かれ「飼っている“猫”の名前が(犬種の)レトリィバァなんです」と言ったり、男性審査員に宿泊先のホテルの部屋番号を言ったり、流暢な英語でジョークを飛ばし、いつものおっとりしたキャラはそのままで審査員と渡り合う姿が大きな反響を呼びました。
また100キロを超えていた体重を30キロ以上ダイエットして、ファンを驚かせ、そして今回の「R-1」優勝。デビューから8年でこれ以上、何を望むのかというぐらい順調に成長しています。
ゆりやんは関大(関西大学)4回生の年にNSCに入学。第一印象はおっとりして見るからに優しそうな女の子。それがネタになると別人のようにハツラツとして、素人とは思えないぐらい存在感があり「この子は違う」という雰囲気を醸し出していました。「(芸人として)残る、売れる」と思う子は説明はできませんが、この“雰囲気”を持った子たちなのです。