柴咲コウが北海道で牧場経営…悠々自適人生の理想と現実

公開日: 更新日:

「柴咲は長年所属していたスターダストプロモーションを昨年3月に退所し、個人事務所である“レトロワグラース”所属となりました。近年は環境省の『環境特別広報大使』を務めたり、20年の『種苗法』改正を巡っては、農家の立場をツイッターで代弁するなど、自然保護や環境問題などに関心を深めていました」(スポーツ紙芸能記者)

 レトロワグラースのユーチューブチャンネルでは、〈「EARTH CONSCIOUS」「LIFESTYLE」「ENTERTAINMENT」 この3つをコンセプトに、美しく生きたいと思うすべての人たちの心がワクワクし、ときめく日々が送れるようなコンテンツをお届けしたい〉として、自然や環境と調和した暮らしなどの動画が並ぶ。チャンネル登録者数は25.1万人。

■4期連続赤字

 一方で、前出の記事では同社の経営が4期連続で赤字になっており、早くも資本金を取り崩すなど決して思わしくないことなども伝えている。芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう話す。

「柴咲さんはもともとマイペースな方で、とにかく女優業が最優先という人では決してなかったですね。かつて大ヒットとなったドラマ『ガリレオ』でもヒロインを務めましたが、第2シリーズでは、自身のコンサートツアーがあることを理由にヒロインを辞退しています。歌や社会的な活動など、幅広くこなしていますが、あくまで自分の興味関心を大切にしつつ、自分のペースでやっていくタイプなんです。型にはまることなく、そうしたことができてしまうところも女性が憧れる要素のひとつになっているのかも知れません」

 ユートピア設立を目指して大自然の中で牧場経営――その自由な生き方は、何ともうらやましい限りだが、現実はそう甘くないようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ