著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

船舶免許に挑む俺の野望 これで大間のマグロ釣りの仕事が来るかも

公開日: 更新日:

「人生生涯勉強」というと聞こえがいいけど、実は俺、このたび、62歳なのに2級小型船舶の免許を取る決意をしました。

 なぜ、そーなったかという経緯は至って単純なことで、この秋に役者として映画撮影に臨むのですが、その役どころは漁師~!!

 漁師ときたら、「厳寒の凍てつく冬の海は、まるですべてを一瞬にして氷の世界に封じ込めてしまおうと、高く荒々しい波に立ち向かう漁師に襲い掛かってくるのであった……それは50年、この海と闘ってきた漁師であっても決して気を緩めることのできない、まさに戦場であったのだ……」というシーンて絶対にありますよねェ? と、ほとんど妄想的にまだ脚本も見ないうちに勝手に決めてしまった俺……で、船舶の免許へとなったのです。

 映画やドラマの船やら大型トラック(もちろんジャンボジェット機やヘリコプターは当たり前ですよ)などなどのシーンを撮影する際は吹き替えといって、免許を持っている人がその役の人の衣装をそっくり着て、髪形も同じようなカツラをかぶり、引いたカメラの広い画を撮って、その後、役者の顔だけアップで撮影して、いかにもハンドルを握っているように編集するのです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド