著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

船舶免許に挑む俺の野望 これで大間のマグロ釣りの仕事が来るかも

公開日: 更新日:

 これだと少々専門的になりますが、正面から大型トレーラーが暴走して向かってくるのに気付き、驚愕の表情を見せるトラック運転手、その間にもスピードを上げて近づくトレーラー、まさに激突の寸前にハンドルを切り、スレスレでトレーラーをかわすという映像は、カットをつなぐことになってしまい、一連をワンカットで撮ったものより当然、迫力は半減してしまうのです。

 ならば、みすみすその迫力のあるおいしいシーンを吹き替えなどに渡してなるものかー! となった俺なのです。しかも、俺の漁船を動かせる免許取得には、さらにその先のしたたかな野望が隠されていたのです……。

 冬になると毎年放送される大人気シリーズ、青森県の大間のマグロを追う漁師たちのドキュメンタリー!! 俺も毎回録画して、何度となく見ているくらいのファンなのですが、あれは絶対に近い将来、映画化される!! と漁師だけに、マグロの一本釣りで(ウム? 一本釣りはカツオだったっけ?)予想しているのだ!! その時こそチャンス到来!! キャスティング会社がまず配役として目を向けるのが漁船を操縦できる役者ではありますまいか? ムフフフ? となったら、俺は思惑ズバリ的中ということになるでしょう……ね?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド