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細田昌志ノンフィクション作家

1971年、岡山市生まれ、鳥取市育ち。CS放送「サムライTV」キャスターから放送作家としてラジオ、テレビの制作に携わり、ノンフィクション作家に。7月に「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝」(新潮社)が、第43回講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞。

飯野矢住代誕生秘話<27>時代を駆け抜けた飯野矢住代「21年の短き生涯」

公開日: 更新日:

「姫」のマダムである山口洋子は、カーラジオから流れるニュースで矢住代の死を知ったと書く。

《「ミスユニバース日本代表だった飯野矢住代さんが」繰り返すアナウンサーの声に車を運転しながら呆然となった。マンションの一室で夕刻、矢住代が煙に巻かれた焼死体で発見されたといっている。(中略)反射的に母親のことを思い浮かべた。母親はどうしているのか。(中略)杖とも柱とも頼む稼ぎ手のひとり娘に逝かれてこの先、どうやって生きていくのか》(「ザ・ラスト・ワルツ『姫』という酒場」山口洋子著/文春文庫)

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