相葉雅紀「和田家の男たち」のシリアス展開で問われる真の“役者力”
「どこか少年っぽい可愛らしさを残している人のいい青年というキャラが、相葉さんにぴったり。相葉さんのイメージをうまく生かしてもらっています。いかにも“昭和のマスコミ人”と思わせる段田さんの演技力もさすがで、2人の掛け合いは本当の孫と祖父のようにほんわかしていて面白い」
「和田家」をそう絶賛する松本氏は当初、ホームコメディーかと思って見ていたというが、5日放送の第3話から母の死の真相に迫っていくというシリアスな展開に。
「どういう展開になるかは分かりませんが、いずれにせよ、これまでのほんわかムードとは打って変わって、相葉さん単独のシリアスなシーンも増えていくはず。段田さんや佐々木さんの演技力に頼るわけにもいかなくなる。本当の意味で相葉さんの役者としての力が問われるのは、これからです」(前出の松本氏)
嵐の中で演技派といえば、2015年公開の「母と暮せば」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を取った二宮和也(38)が筆頭だろう。相葉はこの先、二宮に迫っていけるか。