深津絵里「カムカム」最終週でオードリー・ヘプバーンを想起させた絶妙スタイリング

公開日: 更新日:

 深津は10代のるいから演じていたため、ドラマ内では髪型の変化も多かった。とりわけ〈これぞふかっちゃん〉と視聴者から支持を集めたのは、終盤のベリーショートスタイルだ。

「深津さんといえば、若い頃からショートが似合う女優さんというイメージが強い。年齢を重ねるとフェイスラインの変化などもあって、特にベリーショートはなかなか似合いにくくなりますが、さすがです。オードリー・ヘプバーンのようと言われたのも納得で、文句なくお似合いだったと思います」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

 山下氏は最終週の黒のタートルネックにデニムという衣装にも注目したという。

「母を思う気持ちと、過去に対する葛藤を自分の中で繰り返し続けて生きてきたるい。黒のタートルにデニムという究極にシンプルなスタイルは、るいがつらさや悲しみから解放されるクライマックスにふさわしい衣装だったと思います。何の飾りもないので着る人を選びますが、今の深津さんの魅力を最大限に引き出していた。さすがは専属のスタイリストさんのなせる技かと」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ