今のマスコミは自分の足を食うタコやトンカツを食う豚のようなものだ
前回上島竜ちゃんの話を書いたら、ある人から「いつもこのコラムで怒ってばかりいないで、こういう人物評なんかをもっと書いてよ」と言われた。
確かにこのコラムのタイトル「東憤西笑」の通り、怒る話題なら怒り顔、和む話題なら笑い顔の私の写真が掲載されるのだが、今のところ圧倒的に怒り顔が多い。できればもっと平和なネタをと思うが、直近のニュースを見ればあれもこれも言いたいことだらけで、ついつい怒りの方に針が振れてしまう。これからはできるだけ均等にと心掛けはするが、すみません、今日も怒り顔です。
最近はネットの台頭でテレビの凋落が激しいが、それでもやはりテレビしか見ない人も多いのではないか。情報はテレビから、テレビに出ている人が今一番旬な人であり、ワイドショーで取り上げることが今一番重要な出来事である、という感覚があるのではないか。
■この2カ月、地上波で国会中継ナシの異常
何が言いたいかというと、ここ2カ月、地上波で国会中継が行われていないのだ。もうすぐ参議院の選挙である。その直前に全く国会の様子がわからないというのは異常ではないか。いや、もちろんネット上で見られるのは知ってますよ。それでも、テレビつけてチャンネルをザッピングする手軽さから比べたらハードルが高い。