飲む・打つ・買う 2人の親父に仕込まれた空気階段もぐらの「はぐれ者視点」
「どうも、名字が5回変わってます! 鈴木もぐらです!」(空気階段・鈴木もぐら/TBS系「ラヴィット!」5月27日放送)
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昨年「キングオブコント」(TBS系)で優勝。「クズ芸人」としても人気の空気階段・鈴木もぐら(35)。彼が自己紹介として語ったあいさつが今週の言葉だ。
彼の出生時の名前は現在の風貌やキャラとは似つかわしくない「白鳥翔太」だった。そこから両親が離婚し、名字が母の姓の「鈴木」になり、母が再婚して「宇井」に。再び離婚し、「鈴木」に戻り、現在は結婚した妻の姓(非公表)になっている。
最初の父、通称「白鳥の親父」は「ろくでなし」だった。まだ4~5歳だったもぐらをよくフィリピンパブに連れて行った。幼い子供が来ればホステスたちは「可愛い」と寄ってくる。父はそれを狙っていた。会計の際、父はよく「ツケで」と言っていた。「ツケってなに?」ともぐらが聞くと「ツケって言っとけば払わなくていいんだ」と答えるような男だった(TBSラジオ「空気階段の踊り場」2020年1月24日)。