上田晋也は今や日テレのお抱えMC テレビマンが絶賛する「鋭いツッコミの中の“遊び”」
芸人で今一番のMCと呼び声高いのが、くりぃむしちゅー・上田晋也(52)である。
2004年にスタートした「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)をはじめ、08年から「しゃべくり007」(同)、10年から「Going!Sports&News」(同)、今年4月からは「上田と女が吠える夜」(同)にレギュラー出演。今や日本テレビのお抱えMC的存在である。
テレビマンたちが評価するのは上田の“猛獣使い”ぶりだ。
「世界一──」で共演する“大御所”堺正章(75)とは18年目。「Going!」ではプロアスリートからジャニーズの亀梨和也(36)まで容赦なくツッコみ、新番組「吠える夜」ではクセの強い女性タレントたちをまんべんなくいじるバランスの良さも評価が高い。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「お笑い芸人さんの中でMC力がダントツな理由は、鋭いツッコミの中に“遊び”があるから。男女平等やコンプライアンスなど出演者の扱いも難しくなってきた中で、ツッコミが鋭そうに見えて、実は誰も傷ついていない。島田紳助さんのように鋭いツッコミばかりだと出演者も身構えてしまうけれど、上田さんは自分の抜けているところも見せて、ツッコまれるのを待っている。見ている側も小気味よく、制作サイドとしても任せて安心で、期待値を超える結果を出してくれるから重宝されるわけです」
上田の“天下”はまだまだ続きそうである。