趣里が実力でNHK朝ドラ「ブギウギ」のヒロインに! はね返した親の“十四光”
暗中模索の日々もあったようだ。15年には日刊ゲンダイのインタビューで、なりたい自分は見えていても、具体的にどう這い上がっていけばいいか分からないと胸中を明かしてくれた。オーディションでは不合格ばかり。
「私は行き詰まると心を閉じてしまうところがあり、オーディションで不合格になったりすると、また、このまま終わっちゃうのかなあって、バレエを諦めたときの気持ちがふと蘇ったりしていました」などと語っていた。
■胸に秘めてきた「独り立ちしたい」という願望
有名な両親の名前を出さないで頑張りたいと本人は思っても、周囲はそれを許さない。インタビューなどでは両親とのことばかり質問されても笑顔で応じ「俳優としての姿勢とか、日々の生活でも影響を受けます」などと答えていたものだ。