中条きよし氏“国会ディナーショーPR”が芸能界から総スカン! そもそもなぜ国会議員に?

公開日: 更新日:

 中条氏は今年7月の参院選で、日本維新の会から比例選に出馬し4万7000票あまりを集め、4位で初当選した。選挙中は中高年層に狙いを定め、地方を中心に遊説し、都市部では下町を回った。

「年寄りの良さと力と経験と常識みたいなものを、もう1回見せられないか」

 公約なのか、そんなことを言い、持ち歌をもじって「『うそ』じゃないよ、本当の中条きよしです。名前書いてよ。『うそ』じゃなく、約束して」と繰り返したそうだ。

 国会議員としての資質ゼロとかTPOを考えろとか、批判はともかく、そもそもなぜ、国会議員になろうとしたのか。出馬については、あの自民党からも断られていたという話もあるが、ある芸能関係者が言う。

「昔の名前であっても芸能人としての“顔”が通用する世界ですし、客寄せパンダであっても、毎年2000万円以上もの給与(歳費)を6年間ももらえるオイシイ仕事なんですよ。しかもセンセイというご大層な身分なのですから第一線を退いた芸能人ならば誰しもが憧れる。年金か、それ以上のものなんです。うらやましくて仕方ないという年配芸能人はわんさかいますよ」

 もちろん歳費の全ては我々の税金。“うそ”もバレなきゃ参議院議員とは世も末。「うそ」を作詞した泉下の山口洋子さんなら何というだろうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで