中条きよし氏“国会ディナーショーPR”が芸能界から総スカン! そもそもなぜ国会議員に?
中条氏は今年7月の参院選で、日本維新の会から比例選に出馬し4万7000票あまりを集め、4位で初当選した。選挙中は中高年層に狙いを定め、地方を中心に遊説し、都市部では下町を回った。
「年寄りの良さと力と経験と常識みたいなものを、もう1回見せられないか」
公約なのか、そんなことを言い、持ち歌をもじって「『うそ』じゃないよ、本当の中条きよしです。名前書いてよ。『うそ』じゃなく、約束して」と繰り返したそうだ。
国会議員としての資質ゼロとかTPOを考えろとか、批判はともかく、そもそもなぜ、国会議員になろうとしたのか。出馬については、あの自民党からも断られていたという話もあるが、ある芸能関係者が言う。
「昔の名前であっても芸能人としての“顔”が通用する世界ですし、客寄せパンダであっても、毎年2000万円以上もの給与(歳費)を6年間ももらえるオイシイ仕事なんですよ。しかもセンセイというご大層な身分なのですから第一線を退いた芸能人ならば誰しもが憧れる。年金か、それ以上のものなんです。うらやましくて仕方ないという年配芸能人はわんさかいますよ」
もちろん歳費の全ては我々の税金。“うそ”もバレなきゃ参議院議員とは世も末。「うそ」を作詞した泉下の山口洋子さんなら何というだろうか。