渡辺徹さんが語っていた「太陽にほえろ!」の思い出 体型が似ていたのでボスの代役を!
その時に「太陽にほえろ!」のオモシロ話を語ってくれた。
「刑事部屋のシーンでは最初にボス(石原裕次郎)が映るカットをすべて撮り、ボスが帰ってから他の刑事のカットを撮る。ある日、ボスが帰ってから撮り忘れたカットに気づいたスタッフは困った挙げ句、太り始めてボスに後ろ姿が似てきた僕に『ボスの衣装(背広)を着てボスのデスクの前に座ってて』と。僕は言われた通りに着替えて座り、代役の僕の背中越しにゴリさんやヤマさんが『ボス!』と話しかけて(笑)」
酒席で、サービス精神たっぷりに話してくれる気さくさとやさしさは、イメージ通りの人だった。
妻の榊原郁恵は自身のSNSで「改めて……渡辺徹さんは、みんなに愛されていた人だったんだなぁと思いました(今頃かよーって言ってそう)」などと別れを明るくつづった。