皇后雅子さまは「適応障害」から立ち直ったのか 沖縄訪問で「かりゆし」に着替えられた意味
また沖縄訪問も、体調を考えれば2泊3日は当然なのに、両陛下は1泊2日のハードスケジュールを組んで訪問されている。こうしたことから、おそらく雅子さまは、1泊の外出ならできるという自信を持たれたのだろう。
雅子さまの行動で同行記者が驚いたことがもう一つある。
「沖縄で国民文化祭の開会式に出られましたが、その後、開会式の服から沖縄の『かりゆし』に着替えたことです。美智子さまや紀子さまが地方にお出かけになるときは何度も着替えているので当然のように思われますが、雅子さまはこれまで着たきりすずめのように着替えませんでした。着替えなんて、と思うかもしれませんが、おそらく皇后陛下の着替えとなれば手伝う人が何人もいて、それが嫌だったのかもしれませんね。いずれにしろ雅子さまは沖縄で大きく変わりました」
それだけではない。体調に合わせてご公務を調整することもできるようになってきたという。
「秋篠宮さまのお誕生日の当日、両陛下はモンゴルの大統領と面会されましたが、その夕方、モンゴル国立馬頭琴交響楽団の演奏会もご鑑賞されています。そのかわり、雅子さまは秋篠宮さまのお誕生日挨拶は休まれました。そんなふうに、状況に合わせて体調を整えられるようになったことが自信につながっているのでしょう」(宮内庁関係者)