宮沢氷魚と鈴木亮平の“等身大”演技が光る 映画「エゴイスト」が描くLGBTQ+のリアル
岸田総理と荒井元秘書官は必見!
会見中、岸田首相や元秘書官のLGBTQ+や同性婚をめぐる差別的な発言について問われ、宮沢は「悲しいことだと思いますが、それによって前向きな意見が発信されたということに、もっと注目が集まってもいいんじゃないかと思います」と多様性の受け入れ方について一歩前進しているとコメントした。
同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。
「政治の世界の考え方の遅れは際立っていますが、LGBTQ+という部分がクローズアップされ、全体像がぼやけてしまう作品がまだまだ多いという点で、メディアも発展途上にあることは事実。身の回りに当事者がいるかどうかで理解に差が出るのではなく、相手の背景まで想像力を働かせる必要がある。すでに若者たちは多様性について受け入れ方もフラットになっています。今後は偏見を変えていくためにも、メディアの表現がいかにナチュラルになっていくかが課題でしょう」
社会の多様性を等身大に描いた映画「エゴイスト」は10日から公開。岸田総理と元秘書官は10回は見るべきだ。