山下美月「舞いあがれ!」再登板で爪痕を残せるか…乃木坂46現役初の朝ドラもインパクト薄

公開日: 更新日:

■美形の山下と福原の見分けがつかない?

「山下さんは作品の舞台が東大阪のため、大阪ことばを猛特訓してから役に臨んだそうです。ただ、今のところ、大きなインパクトを作品に残したとは言い難い。しっかりストーリーを追えば、舞と久留美の役は対照的なのですが、なんとなくドラマを見ている年配の視聴者からすると、舞を演じる福原遥さんと山下美月さんの顔だちや髪型、さらに声質や口調などがどことなく似ているため、乃木坂46を知らない視聴者にとっては、『舞と久留美の見分けがつかない』という声をよく耳にします。時代設定が1990年代以降なのだから、舞と対照的なギャルっぽいキャラクターを作るなど、演出上もう一工夫あったら山下さんの存在感が引き立ったかもしれませんね。そもそも彼女の場合、21年にテレビ東京の『じゃない方の彼女』で演じた濱田岳が演じる小谷雅也と不倫する魔性の大学生役など、キャラクターのはっきりしている役がどハマりして、女優として活躍の幅を広げてきた経緯もあります。今回の久留美の役は、ファンにとっても"物足りない"といったところでしょう」(ドラマ制作会社関係者)

 今後の山下の女優人生は、ドラマ終盤で強烈なインパクトを残して締め括れるかにかかっているだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド