NHK朝ドラ「舞いあがれ!」最終回はイケメンに囲まれ…《点と点が繋がって感動的だった》
やっときましたNHK朝ドラ「舞いあがれ!」最終回。コロナ禍を経て、舞台はまさかの未来2027年である。舞いあがる現場はもちろん五島。物語の原点であり、舞(福原遥)のスタート地点であった。(以下ネタバレがあります)
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視聴者も見守るなか、舞は電動小型飛行機「空飛ぶクルマ」を運転して五島の海の上を飛行開始。ひ孫もいる大ばんば(高畑淳子)を乗せて舞いあがり、感動と共にはじまった回想シーン。この夢を叶えるまでの軌跡が映し出された。手作りの紙飛行機を飛ばすチビ舞ちゃん、バラモン凧あげ、それから学生時代の人力飛行機「スワン号」、パイロットを目指した航空学校時代、そしてラストの空飛ぶクルマである。
振り返ると、夢を叶えるまでは紆余曲折あった。舞がパイロットになるのを諦めた際は、この物語どうなっちゃうのと心配なこともあったが、航空学校編の“伏線”が最後には見事に回収された。飛行機じゃなくて空飛ぶクルマなのだが。
シナリオ的にいえば、人生で舞いあがるのはひと筋縄ではいかないということ。空飛ぶクルマのように垂直に舞いあがれないのが人生である。それでもこの日を迎えられたのだから、めでたし、めでたし。