川崎鷹也は“第2の星野源”? NHK夜ドラ「ほめほめ」で《声が坂口健太郎そっくり》と話題に
《癒やされる》という声がある一方で、《ビミョー》《続きを見たいと思わない》なんて冷ややかな意見も少なくない。6月12日にスタートした森川葵(28)主演のNHK夜ドラ「褒めるひと褒められるひと」(以下、ほめほめ)。
あらすじはこうだ。市川さん(森川)はおもちゃ会社の総務部に勤務する25歳。ある日、ちょっとした失敗を怒られ、落ち込んだ彼女は「褒められたい……」とつぶやくが、たまたまそれを聞いた先輩の坂東さん(川崎鷹也)が彼女を元気づけようと“褒める宣言”。
ところが「象のような目の輝き!」「忍者的な仕事ぶり!」などと、かなりズレた褒め言葉を連発し始めて……原作はたけだのぞむ氏の漫画「褒めるひと 褒められるひと」で、共演は社長役に伊武雅刀、部長役に正名僕蔵、掃除のおばちゃん役に清水ミチコなどなど芸達者を揃えている。
「市川さんの先輩役の野呂佳代もいい味を出しているし、企画部のエース役にEXILEの関口メンディーと、若い視聴者を取り込もうともしている。主演の森川は、もともとも演技力に定評があります。ただ、昨年4月から帯で始まった夜ドラは、これまでに放送された『カナカナ』や『あなたのブツが、ここに』あたりは《朝ドラより面白い》などと出演者も評判になりましたし、『作りたい女と食べたい女』ではLGBTQを扱ったり、『超人間要塞ヒロシ戦記』なんてなかなか挑戦的な“SFドラマ”でした。攻めの姿勢を感じられる“野心作”もあったりして、それと比べて『ほめほめ』はあまりに毒のない普通のドラマすぎて、拍子抜けしている視聴者が多いのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)