マイナンバーカード問題 国が見直す気がないなら国民が返納運動を起こすしかない
隣に私と同じくらいの年齢のご婦人がいて「あら、おたくも返納? 心強いわ」と話しかけられた。まさか返納など私だけかと思っていたから驚いた。「だって怖いものねえ。何があるかわからないもの」と彼女にはハッキリとした意思がある。
「これで手続きは終わりです。このカードはこちらで破棄しておきますね」と言う職員にその女性は強かった。「安心できないから私の目の前で破棄してもらえますか」と希望し、目の前でカードにパンチで穴を開けてもらったのだ。
うむ。素晴らしい。この人は決して詐欺師に引っかかったりしないだろう。いや、マイナンバーカードは国がやっている壮大な詐欺かも知れない。国だからお役所だから正しいとは限らないのだ。
「じゃ、いろいろ不便だろうけど頑張りましょう」とお互いを励まし、別れた。何かすがすがしい気持ちだった。
さあ、これから私は「マイナンバーカードを返納しよう」「紙の保険証の廃止をやめよう」と声高に主張していく。自民党は選挙のことしか考えていない。彼らの心配は支持率だ。少しずつでも声を上げれば、皆の力で譲歩は勝ち取れる。まずは返納。あなたもいかがですか。