ジャニーズとの蜜月関係がアダに…「24時間テレビ」は視聴率・募金額とも史上最低のピンチ

公開日: 更新日:

 つまりは「24時間テレビ」の裏にジャニー喜多川氏による性加害が透けて見えるのだ。

「極論すれば、いまだに正式謝罪をしていないジャニーズ事務所に所属するなにわ男子が司会を務める『24時間テレビ』を視聴すること=性加害を認めたことになるといった考えもあるわけです。最も影響を受けているのが何も知らずに純粋にジャニタレを応援し続けてきた女性ファンです。性加害は男でも女性でも絶対に認めてはいけないが、当の日テレも性加害報道の当事者であるジャニーズ事務所のタレントを起用することに対しては沈黙したままです」(ワイドショー関係者)

■蘇る1991年の悪夢

 日テレ関係者が黒歴史として口にすることさえタブーとなっているのが1991年7月27、28日に放送された「24時間テレビ14」。徳光和夫アナを筆頭に当時人気タレントだった渡辺徹森口博子宮沢りえ西田ひかるを起用したものの肝心の視聴率はたったの6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に終わった。

「この14回以降、局内では徹底した構成見直しが行われ、以来一度もシングル視聴率を取っていません」(前出の日テレ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に