NHK紅白“ジャニーズ枠激減”ともう一つの癒着関係…遅すぎる社名変更、関係者への“監視の目”
創業者の故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題で、CM契約をしているスポンサーの“ジャニーズ離れ”が進む中、年末のNHK紅白歌合戦のジャニーズ枠の減少や出場辞退が予想されている。そんな中、ジャニーズの出場枠をひそかに狙っている音楽関係者の動きが見られるという。
「白組の司会にタレントを送り出し、毎年5~6組のグループの出場を確保してきたジャニーズ事務所ですが、ジャニーさんの性加害問題で受信契約者からの批判を避けるため、NHKはジャニーズ枠を減らすと見られています。これまで紅白に関してまことしやかに囁かれてきたのはジャニーズだけでなく、一部の音楽関係者が紅白スタッフを接待攻勢して出場枠を私物化してきたというもの。今回ジャニーズ枠が減ることで、その枠を狙った動きがあると聞いています」と話す音楽ライターは、こう続ける。
「05年に紅白歌合戦のキャスティングを仕切っていたNHKのチーフプロデューサーが、番組制作費詐取事件で逮捕されたことがありました。紅白に自社の歌手を出演させたい芸能プロとそのプロデューサーの間に入って調整役をしていたのが、音楽関係者でした。この時、大手紙もスポーツ紙もジャニーさんの性加害を黙認していたように、この問題をとりあげることはありませんでした」