壮絶いじめ、ついに“投身”事件まで…宝塚歌劇団の隠蔽構図はジャニーズ事務所に負けず劣らず
そして9月30日、入団7年目の宙組、有愛きい(25)が自宅マンションから身を投げたのである。彼女は新人公演のリーダーを任されていたが、「稽古中、有愛さんは4人の上級生から『下級生の不手際は、すべてお前の責任だ』と集団リンチのような目にあっていました。ある上級生から『マインドが足りない。マインドがないのか!』と罵声を浴びせられると、今度は別の上級生から『この嘘つきが!』『嘘つき野郎』と面罵されていました……」(劇団関係者=週刊文春10月19日号)。
これまでも、先輩の天彩峰里からヘアアイロンを額に押しつけられ、やけどを負ったこともあった。このことが文春で報じられると、有愛は“幹部”たちに呼び出され、おまえが漏らしたと激しく糾弾され過呼吸になってしまったという。
宝塚という閉鎖的な組織に渦巻く女たちのねたみ、そねみがエスカレートし、ついに自殺者まで出してしまったのだが、さらに仰天の続報だ。今週の文春(10月26日号)が「“飛び降り”は今回が初めてではなかった」と、5年前の18年6月、苛烈なパワハラを苦に予科生が寮のバルコニーから身を投げた事件があったことを報じている。宝塚は、“飛び降り”の名所なのか?