旧ジャニーズ事務所の被害者感情を逆なでする「金満体質」…都内超一等地に不動産ジャブジャブ保有

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具体化しない補償問題の行方

 補償問題がなかなか具体化しない中、発売中の「FLASH」では、そうした被害者感情を逆なでするかのような旧ジャニーズ事務所が保有する莫大な不動産を写真付きで特集している。不動産は、赤坂の本社ビル、東京グローブ座、麻布十番のつづきスタジオをはじめ、数十億円単位の港区、渋谷区、新宿区などのビルやマンション、スタジオなどが10カ所以上。それに加え、都内高級住宅街にある推定5億円の自宅、ハワイや軽井沢の別荘。ジュリー前社長の資産が1000億円以上といわれることも納得だ。

 ベテラン芸能ジャーナリストは「申告者1人あたり被害補償1000万円とします。申告者は仮に500人として計50億円。痛くもかゆくもない額です」と話すが、まさに補償額の多寡などものともしない旧ジャニーズ事務所の金満ぶりがよくわかる。

“人類史上最大の性加害事件”といわれるこの問題。ジャニーズの繁栄の全てが、少年たちの犠牲の上に成り立っていることを忘れてはならない。

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