現役最年長の柏木由紀が残した爪痕…稼働17年のAKB48を卒業、モー娘。落選でも“爆レス”でファン魅了
AKB48の柏木由紀(32)が20日、日本武道館で行われた公演で、グループからの卒業を発表。17年間在籍したグループからついに旅立つことになった。
柏木は2007年、15歳で「チームB」のメンバーとしてデビュー。グループ最盛期の人気メンバーとして活躍し続けた。名物だった「AKB48選抜総選挙」でも上位常連で、最高位は2位(第7回選抜総選挙/15年)で、シングル選抜では歴代最多の50回以上、選出された。
30歳を過ぎても、現役最年長メンバーとして、一回り以上年の離れた10代のメンバーと一緒に舞台に立ち続け、プロデューサーの秋元康氏からは「柏木は何歳までいてもいい。結婚しても、柏木がいいならずっといたらいいよ」とお墨付きをもらっていた。
卒業の理由について柏木は、自身のユーチューブチャンネルで「シンプルに、32歳になって、AKBというグループにいる柏木由紀以外の自分にもなってみたいなと」「いろんなことが重なって、ちょうど今だなと思えたので……」と説明した。
“プロアイドルヲタク”を自任するアイドル評論家のブレーメン大島氏はかつて柏木について、「グループの全盛期から在籍し、アイドルファンでない一般の人でも顔と名前が一致するのはもはや彼女だけですから、まさに看板ですし、グループの精神的支柱を担う役割も大きいと思います。こうなったら、行けるところまで頑張って欲しいですね」と日刊ゲンダイに話していたが、今回の卒業については感慨深げだ。