松本人志が文春を5億円提訴、TV各局も騒動続きが…テレビ朝日だけ“涼しい顔”のナゾ解き
たけしのリアクションに対し松本は徹底的なしゃべりを主体にした。松本ひとりに団体で挑む若手芸人をイジり話を引き出す構図を構築。松本も若い視聴者を取り込んだ。松本の実力と人気を評価した民放各局は松本の番組を作り続けた。たけしは21日の「TVタックル」で「時代が味方した」と松本を評したが、テレビ局も「松本にお願いしておけば大丈夫」と頼った感も否めない。裁判に向け早々に松本が活動休止を発表。レギュラー番組を抱える各局は「穴埋めをどうするか」混乱が続いていたなか、テレビ朝日だけは涼しい顔。
現在、松本のレギュラー番組はゼロ(審査員を務める“M-1”は朝日放送制作)。過去も2本ぐらいと少ない。一説には「出禁」といわれているが、距離を置いたことで松本に頼ることなく、サンドウィッチマン、有吉弘行、マツコ・デラックスをゴールデン枠のMCに起用。さらに長嶋一茂を中心にした「ザワつく!金曜日」がテレ朝の看板番組になる大当たり。視聴率好調の裏には好判断もあった?