朝ドラ「和っこの金メダル」主役・渡辺梓の今…長男は「PRODUCE 101」出身アイドルに
さて、静岡県富士宮市生まれの渡辺さんは、県立富士高校卒業後、上京し「無名塾」の第11期生に。
89年、NHK連続テレビ小説「和っこの金メダル」の主役でデビューし人気に。
「同世代の共演者が多かったので、撮影が終わるとみんなでときどきディスコに繰り出していました。お酒を飲むと、翌朝、上まぶたが腫れぼったくなるので、メークさんに怒られていましたね(笑)」
朝ドラ後は、「無名塾」の舞台のほか、月9ドラマ「逢いたい時にあなたはいない…」や昼ドラ「幸福の予感」(ともにフジテレビ系)、「魔法戦隊マジレンジャー」(テレビ朝日系)などでも活躍した。
「昼帯の主役を演じていた頃は、稲吉さんの大和市のプレハブのアトリエに住んでいました。水道ではなく井戸水、トイレは外の仮設、お風呂もない。ドラマで主役を演じながら、家に帰ると子供用のビニールプールに給湯器からお湯を引いて体を洗っていました。それでも一緒にいたいと思うほど、稲吉さんのことが好きだったんですねぇ(笑)」
横浜市内のビンテージビルの一室をリノベし、独立した長男をのぞいた家族3人で暮らす。
(取材・文=中野裕子)