著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

やす子に突きつけられる女ピン芸人としての課題…「元自衛隊」の肩書いつまで? 何を目指す?

公開日: 更新日:

 昨年の「ブレイク芸人ランキング」(オリコン)で1位に輝いた女ピン芸人・やす子(25)。

 デビュー5年目を迎えた今年もバラエティーからCMまでテレビで見ない日はない勢い。さらなる飛躍が期待されていたなか、週刊文春が「やす子“深夜の恐怖指導”で私は自衛隊を辞めました」と自衛隊時代の後輩の告発を報道した。

「消えろ、消えろ」とやす子に罵倒されるなどイジメに遭い、うつ状態になり、やむなく自衛隊を辞めた。忘れたい過去もテレビを見れば連日のようにやす子が出ている。

「元自衛隊員を売りにしているなんて許せない」と怒りがこみ上げてくるという。文春の取材に対し、やす子は「後輩への指導を頼まれ、注意をしに行きましたが、配慮に欠けた行動をしてしまい、嫌な気持ちにさせてしまったことがあったのであれば、大変申し訳なく思っています。自分自身を振り返り、より思いやりを持って行動していきたいと思います」とコメント。

「出る杭は打たれる」芸能界。杭が出過ぎる前にやす子も打たれた形だが、自衛隊時代の話でもあり、現段階ではさほどの影響はなさそうだ。むしろ、女ピン芸人として今後のほうが課題になってくる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」