クドカン「新宿野戦病院」で23年ぶりタッグ…前作は“いわくつき”織田裕二「ロケット・ボーイ」
26日に最終回を迎える、山下智久(39)主演「ブルーモーメント」(フジテレビ=水曜夜10時)。ネット上では《「コード・ブルー」と「TOKYO MER」を合わせたような感じ》とか《他の出演者のキャラ設定や演出も既視感だらけ》なんて冷ややかな声もあり、世帯視聴率は初回と第2話で8%台というまずまずの数字だったものの、第3話以降は6%前後に。
「この数字を物足りないと見る向きもありますが、全話平均で7%近くあれば合格と言っていいでしょう。前クールの福田麻貴さん主演『婚活1000本ノック』の全話平均が3%割れという“GP帯での危険水域”でしたから、2倍以上です。2022年にフジテレビが水曜夜10時に連ドラ枠を再開して以来、最高の数字は確保できそう」(テレビ誌ライター)
ライバルの日本テレビが4月期から“水10ドラマ枠”を終了させたのも大きかったとはいえ、“山Pブランド”の面目はかろうじて保たれたといったところか。
「そして次の7月クールは、宮藤官九郎さん脚本『新宿野戦病院』。クドカン初の医療ものということで、ファンの注目を集めています。フジ水10枠は日テレの撤退を機に、“山P”から“クドカン”のリレーで攻勢に出ている気がしますね」(前出のテレビ誌ライター)