宮崎吾朗監督「ジブリパークとジブリ展」開会セレモニーに登場 「ジブリパーク第3期にも取り組んでいけたら」
スタジオジブリの宮崎吾朗監督(57)が6月28日、東京・天王洲の寺田倉庫で「ジブリパークとジブリ展」開会セレモニーに登場した。
「ジブリに入りましていろんな仕事をしてきましたが、これだけまとめていただければ引退もできるのかな」と父・宮崎駿監督(83)の引退宣言をネタに会場を和ませた。
ジブリパーク内の展示物はキャラクターの家などリアルを追求。「実際に住めるように造っています。ハウル(の動く城)のお風呂はとても気持ちいいんですよ」と環境デザイナーでもある宮崎氏とジブリのこだわりを語った。今後について「『君たちはどう生きるか』という作品を目の前に突きつけられると、その後に続く者は、プレッシャーになるので大変作りにくい。どう超えていくのか、どう迂回していくのか考えなきゃいけない」と宮崎駿監督の高いハードルについて言及。
「ジブリの大倉庫はもういっぱい。ジブリパーク第3期の話もないわけではないので、そういったことにも取り組んでいけたら」とパーク拡大案についても語った。東京展は9月23日まで(要予約)。以下全国を巡回予定。