松本人志の“不気味な沈黙”…告発女性が「被害受けた認識ない」有利な報道に浮かれないワケ

公開日: 更新日:

 ダウンタウン松本人志(60)が「週刊文春」発行元の文藝春秋などを訴えた裁判。6月5日に2回目が終わり、8月14日に3回目が予定される中、松本からの性的被害を告発したある女性についての報道が波紋を広げている。

 週刊文春に告発した女性Xさんが、“自分は告発するつもりはなかった”“自分は被害を受けたという認識ではない”と周囲に説明していると、「週刊女性」(6月25日号)が報じたのだ。今回裁判になっているのは、2023年12月27日発売の「週刊文春」で、スピードワゴンの小沢敬一(50)から声をかけられたというA子、B子さんが性行為を強制されたとする15年のホテル飲み会についてだ。
 
「Xさんが周囲に話している内容が事実だとすれば、裁判の潮目を変える可能性が高いことから、SNSでは松本を応援するシンパたちが盛んにこの記事について言及しています。しかし、女性週刊誌の記事はXさん本人の告白ではなく伝聞のため、ネット記事が後追いしている程度で、テレビは一切取り上げていません」(芸能ライター)

 2回目の裁判の際、松本側は休業中の損害補償額を5.5億円の損害賠償に上乗せする形で請求すると明らかにしている。さらに、複数女性からの告発に対して、「同意を得ずに性的行為を強制したことは一切ない」と主張。強気の姿勢を崩していない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3
    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 5
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  1. 6
    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

  2. 7
    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

  3. 8
    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

  4. 9
    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

  5. 10
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」