三上大進さんに聞く 障害との向き合い方、パラリンピックの楽しみ方

公開日: 更新日:

 ──パラスポーツの課題とは?

「若手選手の開拓と育成と伺いました。世界的に見ると日本は若い選手が少ないんですよね。私自身もパラリンピックの存在は知っていても、パラスポーツを体験できる機会はありませんでしたし。レガシーのひとつとして、子供たちが身近にパラスポーツに触れられる環境づくりを進められていますが、もっと身近になっていって欲しいと願っています」

 ──パリパラリンピックは?

「私の任務は2021年10月で終えていまして。リポートできる機会があったらいいのですが、日本からテレビの前で食い入るように応援していると思います」

 ──今は美容家としてオリジナルの化粧品を開発しています。

「会社員だった頃とは規模も違うし、各自が専門性をもってやっていたことを全てひとりでやらなければならないので創業当初は独り運動会状態でした(笑)。形になるまでには1、2年要するので、応援してくださるお客さまを信じて日々研究開発しています。パラスポーツのこと、美容のこと、私が自分の障害や性に向き合ってきた日々など……この本を通じて、誰かが生きやすくなる一助になれたらうれしいです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”