NHK朝ドラ「虎に翼」の性転換で思い出したのはカルーセル麻紀…1973年にモロッコで手術
「その話、必要ですか」
8月21日に放送された朝ドラ「虎に翼」(NHK)が今も物議を醸している。設定は1955(昭和30)年ごろと思われるが、突然、中村中が演じる和服姿のバーのママが登場して「私は男の体で生まれたけど、女の体になるよう性転換の手術を受けました」と語る。
「?」と首をかしげた視聴者も多かったようで、SNSでもすぐに話題になった。
これを見てすぐに思い浮かべたのはカルーセル麻紀(81)だった。カルーセルさんは日刊ゲンダイの連載で当時のことを語っている。
カルーセルさんが30歳の73年。わざわざモロッコまで行ってカサブランカで手術を受けた。造膣手術が大変で出血などで苦しんだそうで、化膿して膣からおならが出た、腐った部分は自分で切ったと壮絶な体験を語った。
カルーセルさんが「徹子の部屋」に出た時に、手術した街を「モロッコのマラ消し(マラケシュ)よ」と冗談を言ったら黒柳に受け、黒柳が「麻紀ちゃんはマラ消しですよね」というようになったという。