「24時間テレビ」番組終了時点で募金額は4億円…視聴率まで上昇で《唯一の評価はジャニーズ色払拭》の声

公開日: 更新日:

 8月31日から9月1日午にかけて放送された日本テレビ系『24時間テレビ47』は、お笑い芸人のやす子(26)のマラソン企画が日産スタジアムの周回コース「75周」などの"苦行"がいじめみたいと批判を浴びた。

 だが、蓋を開けると番組平均の世帯視聴率が12%台、瞬間最高視聴率はやす子のマラソン完走後の25%台で昨年よりもポイント上昇。さらに番組終了時の募金額は4億円を超え、「なにわ男子」のメンバーがメインパーソナリティーを務めた23年の約2億2000万円台、「ジャにのちゃんねる」のメンバーがメインパーソナリティーを務めた22年の約3億1800万円台と比べても大きく上がった。

「番組は例年の募金額の減少や昨年11月に系列局の『日本海テレビ』(鳥取市)の男性社員による寄付金の着服問題でマイナス印象のはず。ですが、大きく変わったのがメインパーソナリティーの廃止、『全国の児童養護施設に募金マラソン』と募金の在り方を再考したことでした。とくに、旧ジャニーズファンの間では、24時間テレビは寄付しに行けばタレントに会えるイベントとして認識されている部分が多く、番組側もジャニーズ排除が難しかった面もあるでしょう。しかし、結果として"ジャニーズはいなくても成立する"ことが明るみになりました」(週刊誌記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  5. 5

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  1. 6

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 7

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853