70年代アイドル伊丹幸雄さんは69歳でも歌手現役!「もう1回、ブレークするのが夢」
「長く大手事務所に所属していましたから、アイドル卒業後は俳優として連続ドラマや2時間ドラマ、大河ドラマに出ていました。15年ぐらい前に大手を離れてから、歌手活動を再開し、ライブやホテルのディナーショー……たまに地方の営業を地道にやっています」
ライブは東京・恵比寿のライブハウス「JAN KEN PON」で年4、5回。1回約2時間、オリジナルや、ポール・アンカやニール・セダカら50、60年代のアメリカンポップスを歌うほか、モノマネも披露するとか。
「キムタクじゃないんだから、ただ歌ってしゃべるだけじゃダメですね。去年は新曲を出したんですよ。オファーがきて、15、16年ぶりに『サヨナラ』を出し、カップリング曲の『エターナル・ブルー(青い麦2023)』は僕の作曲。作曲は20代の頃からやっています。コロナのときは、ずっと曲作りをしていました。今も応援してくれるファンがいるんだから、本当にありがたいですよね。コロナの前後にファンクラブ会長らが亡くなったときはガクーンと落ち込みましたけど、芸能の仕事は楽しい。あと15年、84歳まではやりたい。できれば、もう1回、何でもいいから話題になってブレークするのが夢ですね」